【Windows】[Shift]キーを押しながら……苦手です。

1月 28, 2010 in Blog, PC-help

パソコンのキーボードを使用する上で、[Shift]キーを押しながら他のキーを押す、というシーンはたびたび登場します。
先日、我が家の母も一生懸命Wordを利用して文章を入力していたのですが、チラっとのぞいてみると、[*]を入力するために、キーボード右側の[Shift]キーを押しながらこのキーを押そうとしているではありませんか!
どうやら、[Shift]キーが左側にもある、ということを認識していないようでした。
母は単なる認識不足にすぎませんが(爆)、ギブス中など、お身体の事情で両手を同時に使うことができない方もいらっしゃいます。

“押しながら~”という操作ができない方のために、Windowsは別の方法も用意しています。
固定キー』という機能があるのです。

固定キーの詳しい説明の前に。

間違えて[Shift]キーを連打したことはないですか?
私は良く[↑]キーと間違えて連打してしまうことがあります。
その際、ビーーーと音がし、何かを確認するウィンドウが開きます。
興味のない方(というか自分自身)はよく読まずに[いいえ]ボタンを選択して終了してしまうと思います。

この時に出てくる案内こそが『固定キー』です。
固定キー機能を有効にすると、キーを同時に押さなくても、Shift、Ctrl、Alt、またはWindowsロゴキーの機能を使用できます。

先ほどの例でいくと

[Shift]キー(左手) + [*](右手) と、同時押し
[Shift]キー → [*] と、順番にタイプ

どちらも同じ処理をしてくれるということです。

設定の仕方は簡単です。
[Shift]キーを5回押すと固定キーを有効にするための確認メッセージが表示されるので、利用したい場合は[はい]を選択します。

Windows XPの場合は、コントロールパネル/[ユーザー補助のオプション]/固定キー機能を有効にする という手順で設定できたのですが、Vistaにはこの[ユーザー補助]という項目が見当たりません。Vistaの場合は、コントロールパネル/コンピュータの簡単操作/キーボードの動作変更/[入力しやすくします]内の固定キー機能を有効にするにチェック、という手順ですが、覚えていられませんよね。

XP、Vista、Windows7、どのOSでも、[Shift]キーを5回押すと確認メッセージが表示されますのでこれが一番簡単だと思います。