【Skype】自分の映像を通話相手に送ることができない
離れて暮らす孫の様子が見たいと、年配の方がSkypeを利用するケースが多くなったようです。
ご相談が多いのは、持っているパソコンにWebカメラを購入して接続したケースです。
カメラに自分の映像は映るのに、Skypeで通話相手に映像を送ることができないといいます。
ご自身の映像が映るということは、カメラのセッティングは無事に完了しています。
まず、Skypeの設定を見直してみましょう。
- [メニュー]/[ツール]/[設定]/[ビデオ設定]をクリック
- [Skypeビデオを有効化]にチェック
- [Webカメラを選択]で接続したWebカメラを選択
- [保存]ボタン
[ビデオ設定]をクリックした時点でエラーメッセージがでた場合は、その指示にしたがってください(Skype以外のWebカメラ使用アプリケーションを終了する、等)。
これで、SkypeとWebカメラの関連付けができました。
通話相手に映像が届いているかどうか、確認してみてください。
都心では、離れて暮らすご親族の方に園内に設置したWebカメラの映像を提供している幼稚園もあるそうです(もちろん、登録制で、パスワード等のセキュリティがついているようです)。
こういうサービスがあるのなら「パソコンをやらなくちゃ!」というお年寄りが増えているのも納得ですね。
【Word】文字が重なって表示されてしまう Part2
『【Word】文字が重なって表示されてしまう』という現象の解決方法をお伝えしましたが、文字間隔の設定には異常がないケースがあります。
よくよく話を聞くと『印刷したらおかしくなった』という条件がありました。
調べてみたところ、Microsoftサポートオンラインに、事例があります。
【Microsoftサポートオンライン】
Word 2003 および Word 2002 でプリンタを変更して印刷すると文字が重なって印刷、表示される
Word 2002 で文字が重なって表示される場合の対処方法
最初の事例では、[印刷]ダイアログで選択するプリンタを変更するといった、さほど難しくない回避策が指示されているので、Word2003を利用されている方はこちらから試すのが良いでしょう。
次の事例では、最初に、前回『【Word】文字が重なって表示されてしまう』とで説明した解決方法が出ています。
しかし、これで直らなかった場合の対処方法がけっこう大変……。
フォント キャッシュを削除して、再構築する、フォントを再インストールする、ハード ディスクからフォントを完全に削除するといった方法になります。
やり方は詳しく説明されていますので、もし、この症状が出て、それまでの解決法では効果がなかった場合は、参考にしてください。
【Word】文字が重なって表示されてしまう
自分自身は全く経験したことのない現象なのですが、Wordで、文字が重なってしまったという相談が時々あります。
一度文字を消して入力し直しても同じだといいます。それまでは表示されていたけれど、フォントサイズを小さく変更したらこの状態になったというケースもあります。
本人は何をやったのか覚えていないといいますが、症状から調べてみると、フォントの設定を変更してしまっているようです。
【Word2003の場合】
- 重なってしまっている文字を選択
- [メニュー]/[フォント]/[フォント]ウィンドウが開く
- [文字幅と間隔]タブを確認
- [倍率]100% [文字間隔]標準 とする
【Word2007の場合】
- 重なってしまっている文字を選択
- [ホーム]リボン/[フォント]の右下のボタンをクリック/[フォント]ウィンドウが開く
- [文字幅と間隔]タブを確認
- [倍率]100% [文字間隔]標準 とする
これで戻るケースがほとんどです。
もし初期値がこの設定になってしまっている場合は、上記方法で表示されるフォントウィンドウの左下にある[既定値そして設定]をボタンを押しておきましょう。
【Printer】かすれて、きれいに印刷できない!
きれいに印刷できない原因はいろいろあるのですが、基本的な対策として、インクが十分にあることを確認したら、インクジェットプリンタをケアしてあげましょう。
多くのプリンタには、プリンタの状態をチェックしたり、クリーニングを行ったりする機能があります。
利用方法は、取扱説明書、または使用しているプリンタのメーカーサイトで確認してください。
【主要なプリンタメーカーのサイト】
EPSON(エプソン)
CANON(キャノン)
Hewlett-Packard(ヒューレット・パッカード)
RICOH(リコー)
汚れや目詰まりの具合によっては、一度では復活しないことがあります。その場合は、同じ作業を4~5回(10~20回という人もいます)繰り返して行います。
しばらく使っていなかった場合は、インクの出口が固まってしまうことがあります。カートリッジを一度取り外し、拭き取ってみましょう。
まだ直らないという場合は、インクカートリッジを交換してみましょう。
プリンタも長く使えば部品が劣化し、交換が必要になります。上記作業を繰り返しても直らない場合は、ヘッドの交換が必要かも知れません。
ヘッドは、メーカーや機種によって、メーカーに依頼して交換するものと、自分で取り外し可能なものがあります。
最近はプリンタの価格もお手ごろになってきているので、買い替えを検討しても良いと思います。
その前に、ちょっと待って!!!
梅雨のこの時期は、湿気が原因ということも考えられます。
プリンタに設置しておいた紙が、湿気を帯びていないでしょうか?
紙を新しいものに交換するだけで、きれいに印刷されることもあります。
湿気も要注意です。
【Excel】時間を引き算すると『######』となってしまう
タイムカードの管理や給料計算など、Excelで時間の計算をする方も多いと思います。
私の場合、ウェブサイトの滞在時間などを資料にしており、前月との差を出すことがあります。常に増えてくれればExcel的にもサイト運営的にも何の問題もないのですが(笑)、マイナスになってしまうことがあります。
A1セル : 前月の滞在時間 3:28(3分28秒)
A2セル : 今月の滞在時間 1:37(1分37秒)
A3セル : A2セル – A1セル
この場合、本来はA3セルの計算結果として -1:51(-1分51秒)となってほしいのですが、実際には『#####』と表示されてしまいます。
※本来3:28だと3時28分を示していますが、計算結果としては同じになるのでこの形で資料化しています。
この解決方法として一番簡単なものは、以下の手順だと思います。
[メニュー]/[ツール]/[オプション]/[計算方式]タブ/[ブックオプション]内の[1904年から計算]をチェック
これで、-(マイナス)が表示できるようになります。
[1904年から計算]というシステムについての情報は、Microsoftサポートオンラインの『[XL] 1900 年から計算する日付システムと 1904 年から計算する日付システム』に掲載されていますのでご確認ください。
ちなみに私は、関数による方法を使用しました。
=TEXT(ABS(A2-A1),IF(A2-A1<0,"-")&"h:mm")
TEXTは表示形式を指定する関数、ABSは計算結果の数値から+や-の符号を除いた絶対値を返す関数です。
【Windows】Thumbs.dbとは?
自分で作った覚えはないのに、画像ファイルと一緒に『Thumbs.db』なるものが存在しているのを発見したことはないでしょうか?
先日も「勝手にファイルができる!」というご相談でお見えになった方がいらっしゃいました。
このファイルは、フォルダを開いた際に変更できる表示形式の『縮小版』を使った際に生成されるもので、サムネール(縮小版)が保存されているものなのです。
一度生成されると、次からはスムーズに表示できます。
しかし、なくても問題ありません。
縮小表示にかかる時間はさほど苦にならないので、その場合はゴミ箱にポイとしてしまいましょう。
自動生成自体を停止したいということなら、以下の方法で設定できます。
◆Windows XPの場合
エクスプローラ(フォルダを開いたとき)のメニュー[ツール]/[フォルダ オプション]/[表示]タブ内[縮小版をキャッシュしない]にチェックをつける
気になる!という方は、設定してみてはいかがですか?
【Excel】完璧なテンプレートにするために
先日、レシピや献立カレンダーをつくりたいという相談を受けました。毎月、毎日データを入れるためのテンプレートをつくりたいということです。
Excelは詳しくなく、どうすればよいか全く分からないということで、ひとつずつ順を追って、表を作り上げました。見た目は、お持ちいただいた下書きの紙と同じスタイルに完成しています。
しかし、難しいのはデータを入力した後です。
一応、ある程度は予測して、フォントサイズやセルの幅を設定しましたが、このあたりは実際のデータを入力してみないとわからないもの。印刷して手書きで入力するならOKですが、データ入力する際は、実際に使いながらテンプレートを仕上げていく作業が必要です。
最初から完璧なテンプレートはできません。
テンプレートを第三者に作ってもらう場合は、データ入力までした上で最終調整をしてもらうか、自分で微調整して仕上げていくことができるようにしておきましょう。
【Excel】シートタブが見当たらない!
厚生労働省が提供しているジョブ・カードの件でご相談いただいたときのこと。
最初はダウンロードせず、そのまま開いて変更をしていたというので、まず自分のパソコンに保存してから編集することをおすすめしました。
しばらくして「ホームページで編集していたときはシートがたくさんあったのに、ダウンロードしたファイルにはシートがない!」といいます。
シートタブを非表示にしているのかなと思い、以下の説明をしました。
[ツール]/[オプション]/[表示タブ]/[ウィンドウオプション]内の[シート見出し]のチェックをはずす
※Excel2000、2002の場合
しかし、チェックは入っているといいます。つまり、シートタブは表示されているはずです。しかし、見当たらないといいます。
となると、考えられる要因はひとつ。
シートの位置が悪く、下部が表示されていないのでは?と思い、シートの最大化のやり方をお伝えしました。実際やってみたところ、きちんとシートタブが現れました!
シートタブを非表示にするなんてこと、今までしたことがなかったので、ひとつ勉強になりました。
【Excel】セルを分けたい
セルの真ん中に線を引きたいとか、セルを分けたいという相談をときどきいただきます。しかし、Excelにとって、セルこそが最小単位。サイズの変更はできるものの、分割することはできません。複数のセルをひとつの“枠”ととらえるように線を引くことがポイントです。
Excelで書類を作るときは、ラフ案を手書きしておくとよいでしょう。
どのくらいのセル数(列数・行数)が必要になるかを把握するためです。
しかし、作りながらどんどん巨大化していくのも良くある話です。
最終系のラフ案がイメージできないときは、列幅を2~5くらいの、ごくごく小さいサイズに設定して作り始めるという方法もあります。
セルを結合するのは簡単ですが、セルを分割することはできません。初期値を小さくして、後は結合していく、というイメージです。
【Excel】円グラフのパーセンテージがおかしい
数字を入れると、簡単にグラフを作ってくれるのがExcelの良いところです。
しかし、円グラフを作る場合、同じ数字なのにパーセンテージが異なるという現象に見舞われることがあります。
原因は、端数。片方は繰り上がってしまったため、基準となるデータの数字は一緒なのに、片方は35%、もう一方は34%という、おかしなことになってしまうのです。
対処法としては、パーセンテージを表示しない。もしくは、小数点以下まで表示することです。
【パーセンテージを表示しない】
グラフウィザードで次へ次へと進む途中、[データラベル]タブをチェックします。
[パーセンテージ]ではなく[値]を表示すれば問題はありません。もしくは[なし]でもOK。
【小数点以下まで表示する】
完成したグラフの、パーセンテージの数字の上で右クリック。[データラベルの書式設定]をクリックします。[表示]タブをクリックし、[小数点以下の桁数]を1として[OK]ボタンを押す。1桁でダメな場合は、同じ手順で2桁に変更。
円グラフはどうしても100%が基準になるため、割り切れない数字が出るとこのような現象が起きてしまいます。
例えば以下の通りの数字を入れて円グラフを作ると、パーセンテージはこうなります。
A:80 → 37%
B:80 → 36%
C:20 → 9%
D:40 → 18%
AとBは同じ80という数値なのに、パーセンテージは違いますね。上記方法で、小数点以下1桁を表示するようにすると、共に36.4%となります。
うまくいかなかったときは利用してください。