【Illustrator】CSでバージョンを下げて保存するには

9月 25, 2009 in Blog, PC-help


Illustrator CSを持っていたことを忘れるくらいの頻度しか使っていないのですが、使わないからこそメモっておかないと忘れます。
Illustrator CSで作成したファイルを旧バージョンで保存する方法は以下の通り。

  1. メニュー[ファイル]/[データ書き出し]をクリック。ダイヤログが表示される。
  2. [ファイルの種類]で[Illustrator Legacy(*.AI)]を選択/[保存]ボタンを押す。
  3. [Illustrator オプション]ダイアログの[バージョン]で、保存したいバージョンを選択/OKボタンを押す。

“Illustrator Legacy”ってなんぞや?という気持ちになりそうなので、このメモはきっと役に立つことでしょう。

 

【Word】両面印刷用にページ番号を左右に配置する

9月 23, 2009 in Blog, PC-help


Wordでマニュアルを作りました。

ページ上部には文書の名前、下部にはコピーライトを入れたので、ページ番号は左右の余白に設置。
いざ印刷してみると、両面印刷にしたために、一部のページでは閉じしろ部分にページ番号が配置されることになってしまいました。
両面印刷することを前提に、ページ番号を左右に配置する設定をしなければいけなかったのです。

【Word2007】
(表紙にはページ番号を入れない設定とします)

  1. 2ページ目にカーソルを置いた状態で、リボン[挿入]/ページ番号/ページの余白/縦右(縦左)。
    → ヘッダーとフッターが表示される。
  2. リボン[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]の[オプション]/[先頭ページのみ別指定]と[奇数/偶数ページ別指定]にチェック。
    → [1ページ目のヘッダー/フッター]・[偶数ページのヘッダー/フッター]・[奇数ページのヘッダー/フッター]に表示が変わる
    ※この段階では最初に設定したページ番号が、3ページ目に配置されています。
  3. [偶数ページのヘッダー/フッター]スペースにカーソルを移動し、リボン[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]の[ヘッダーとフッター]グループから[ページ番号]をクリックして、配置したい方(右 or 左)を選択。
  4. [奇数ページのヘッダー/フッター]スペースにカーソルを移動し、リボン[ヘッダー/フッターツール]の[デザイン]の[ヘッダーとフッター]グループから[ページ番号]をクリックして、偶数ページとは反対に配置。
  5. [ヘッダーとフッターを閉じる]ボタンを押す。

これで、両面印刷に対応することが可能です。

ヘッダーのページ中央・フッターのページ中央に配置すれば、こんな手間をかけずに簡単に両面印刷可能ですけれど、少しこった書類にしたいときにご利用ください。

 

【Excel】ハイパーリンクを一気に削除する

9月 22, 2009 in Blog, PC-help


Webから一覧表などをコピーして、Excelに貼りつけて整理することがあるのですが、その際に困るのがハイパーリンクです。クリックするたびにブラウザを起動してしまって、本当に迷惑です。
上記の場合は、貼りつける際に一度メモ帳にコピーするという方法もあるのですが、データで渡されたExcelファイルがハイパーリンクだらけなことも……。

ハイパーリンクが設置されている文字列の上で右クリックをしてハイパーリンクの削除を選択し、解除することは可能ですが、全部一気に解除したいと思うことが多々あります。

その時は以下の方法を。

  1. 関係のないセルに『1』と入力する
  2. ハイパーリンクが設置されているセルを選択する
    (とびとびの感覚で複数ある時は[Ctrl]キーを押しながらクリック)
  3. 右クック/形式を選択して貼り付け/演算欄で[乗算]をチェック
  4. OKボタンを押す

これで解除できるのです。
覚えておくと便利なので、ここにメモ。

 

【Word2007】描画キャンバスを自動的に挿入する

9月 17, 2009 in Blog, PC-help


画像や図形をグループ化するには、描画キャンバスが必要であるとお話しました。
画像をたくさん取り込んで、しかも取り込んだ中でグループ化等を駆使して仕上げる書類の場合、その都度描画キャンバスを配置するのは面倒です。以前のバージョンのWordに慣れている方の場合(というか自分は)、忘れて作業を進めてしまうこともしばしば。

そんな場合は、自動的に挿入するよう設定してしまうという方法もあります。

  • (ウィンドウ左上の)[Office]ボタン/[Wordのオプション]ボタン
  • Wordのオプションウィンドウの左側メニューから[詳細設定]をクリック
  • [オートシェイプの挿入時、自動的に新しい描画キャンバスを作成する]のチェックボックスにチェックを入れる

設定してみてはいかがですか?

 

【Windows】たたいたキーとは違う、数字が入力されてしまう or キーボード側面の数字が入力されてしまう

9月 15, 2009 in Blog, PC-help


一番相談の多い事例を報告し忘れていました。
『文字を入力したいのに、たたいたキーとは違う数字が入力されてしまう』、『キーボード側面の数字が入力されてしまう』という問題ですが、相談される方々の表現方法は人それぞれ。

  • (ローマ字入力で)『い』と打ったのに『5』と出てくるんです!
  • (かな入力で)『ま』と打ったのに『1』となってしまうの!
  • キーボードがおかしくなって、打ってもないのに数字が出る!

全部同じ解決方法です。

Windowsのノートパソコンを使っている方に発生しやすい問題です。
ノートパソコンには、デスクトップパソコンに付属しているキーボードの右側にある『テンキー』(電卓のような数字キーの部分)がありません。そのため、数字だけを扱う処理のときに不便です。
それを解決してくれるのが[NumLock]キー。[NumLock]をオンにすると、キーボードの側面(違う色で表面に書かれている機種もあります)に表示されている文字を入力するためのキーに早変わりするのです。
デスクトップパソコンの場合も、[NumLock]キーを押せば解除され、テンキーの部分がテンキーとしては動作しなくなります。
[NumLock]キーは押すたびにオン/オフを切り替えますので、操作は簡単です。

しかし、お電話でご案内するのは少々難しいものです。
それは、メーカーや機種ごとにその方法が異なるためです。最初の頃はお電話での説明がとても難しかった! 最近ではだいぶ慣れ、以下のように案内しています。

  1. キーボード右上のあたりにある、[NumLock]や[NumLk]等と書かれているキーを探してください。
  2. その文字は何色で書かれていますか?
  3. ⇒黒や白(他と同じ色)なら、そのままそのキーを押せばOK
    ⇒他の色ならその色と同じ色で書かれている文字のキー(たいていは[Fn]キー)を押しながら、[NumLock]キーを押せばOK

“色の違い”に気付き、最初に確認するようになってから、ご案内がスムーズになりました。

 

【Word2007】画像や図形のグループ化ができない

9月 14, 2009 in Blog, PC-help


使っていて気付いたことなのですが、Word2003までは当たり前にできていた複数の画像のグループ化が、Word2007ではできません。同じ方法で試しても[グループ化]のメニューがグレーのまま、選択することができないのです。

調べたとところ、Word2007でグループ化をするためには『描画キャンバス』が必要なのだそうです。以前のバージョンにもあった機能ですが、使っていなかった方も多いと思います。

描画キャンバスの表示手順は以下の通り。

[挿入タブ]/[図]エリアの[図形]/[新しい描画キャンバス]をクリック

このエリア内に画像や図形を配置すれば、今まで通りグループ化することができます。

 

【Windows】言語バーが消えた!

9月 9, 2009 in Blog, PC-help


『あ』や『A』や『A』、『般』などが表示されている部分を、言語バーといいます。通常は画面右下に設置していることが多く、タスクバーの中に表示しているケースも多いです。

言語バーが消えてしまったときは、以下の方法で表示することが可能です。

  1. タスクバー(スタートボタンのあるバー)の何もないところで右クリック
  2. [ツールバー]にマウスを合わせる
  3. [言語バー]をクリック

この手順で、言語バーが表示されます。

そんなに使わないようで、でもないと困る言語バーのお話でした。

 

【Windows】メモリが足りないといわれる

8月 29, 2009 in Blog, PC-help


東京に住む親戚から電話が来ました。
身内パソコン相談です(笑)。

写真をCDに焼くという作業中に、メモリが足りないというエラーメッセージが出てしまい、作業を完結できないのだそうです。
簡単な方法として、ディスククリーンアップや使っていないアプリケーションの削除を実施してもらい、なんとかその作業は完了することができたのですが、慢性的なメモリ不足は解決しません。

自分自身もそうなのですが、自分で作成したファイルや写真データなどをCDや外部ハードディスクに保存してパソコンから削除しても、期待するほどの余裕は生まれません。年に一度しか使わないとしても年賀状ソフトを捨てるわけにもいかず……。

パソコンの性能は、どんどん良くなっています。10年前に比べると、ずっと性能の良い製品が、当時の1/3程度の金額で買えるようになりました。
問題なく動いているようでも内部ではガタがきていて、ある日突然動かなくなってしまうこともあります。現状にトラブルがなくても、メモリ不足になったらそろそろ買い替えの時期かな、という判断をするもの良いと思います。

先日、電話相談した叔父が東京から遊びに来ました。
電話では買い替えのアドバイスはしなかったのですが、パソコンを買い換えたそうです。

 

【Excel】列番号が数字になってしまった

8月 24, 2009 in Blog, PC-help


Excel2000を利用している方からの相談でした。
他の方が、別のバージョンのExcelを使用して作ったファイルを開いたら、列番号がA、B、Cではなく、1、2、3と数字になってしまったというのです。

無料でダウンロードしてきたファイルなどに多いのですが、マクロを利用して見せ方までコントロールしてしまうものがあります。
しかし、今回のケースはそうではないようでした。

メニューバー/[ツール]/[オプション]/[全般タブ ]/[R1C1参照形式を使用する]のチェック外す

今回のケースはこれだけで改善となりました。

 

【Word】文字列の折り返し[外周]と[内部]の違い

8月 21, 2009 in Blog, PC-help


Word_文字の折り返し[外周]前回の続き、Wordにおける文字列の折り返し設置について、今回は[外周]と[内部]の違いについて説明します。

画像を挿入して、文字列の折り返しを設定してみましょう。
まず[外周]を選択。
次に[内部]を選択。
どうですか? 変化はありましたか?
挿入した画像ファイルのイラストにもよりますが、ほとんど変化はなかったと思います。
左の画像ファイルで試したところ、ほとんど変化はありませんでした。これは[外周]を選択した状態です。

Word_折り返し点の編集[外周]と[内部]を選択した時だけ、普段はグレーでクリックすることができない[折り返し点の編集]というメニューが選択できるようになります。

[外周]と[内部]の大きな違いは、折り返し位置を変更した場合の変化にあります。
この説明ではわかりにくいので、画像で見てみましょう。

Word_折り返し点の編集すると、画像に黒い四角と赤いラインが表示されます。
このラインをドラッグで移動すると、文字の折り返し位置が変更できるというものです。
イラストのギリギリまで文字を寄せることができるようになります。

しかし、[外周]の場合は、あくまでも外周です。[内部]の場合は、左のイラストでいう猫の足の部分にまで文字を回り込ますことができますが、[外周]の場合はできません。

Word_[内部]を使った文字列の折り返し完了図文字列の折り返しを[内部]に設定し、折り返し点を編集した場合の完成図がこちら。

文章が読みやすいとは言えませんが(苦笑)、これをうまく使えば、シンプルな書類にもよい味付けができそうです。