【Word】文字列の折り返し[外周]と[内部]の違い

8月 21, 2009 in Blog, PC-help

Word_文字の折り返し[外周]前回の続き、Wordにおける文字列の折り返し設置について、今回は[外周]と[内部]の違いについて説明します。

画像を挿入して、文字列の折り返しを設定してみましょう。
まず[外周]を選択。
次に[内部]を選択。
どうですか? 変化はありましたか?
挿入した画像ファイルのイラストにもよりますが、ほとんど変化はなかったと思います。
左の画像ファイルで試したところ、ほとんど変化はありませんでした。これは[外周]を選択した状態です。

Word_折り返し点の編集[外周]と[内部]を選択した時だけ、普段はグレーでクリックすることができない[折り返し点の編集]というメニューが選択できるようになります。

[外周]と[内部]の大きな違いは、折り返し位置を変更した場合の変化にあります。
この説明ではわかりにくいので、画像で見てみましょう。

Word_折り返し点の編集すると、画像に黒い四角と赤いラインが表示されます。
このラインをドラッグで移動すると、文字の折り返し位置が変更できるというものです。
イラストのギリギリまで文字を寄せることができるようになります。

しかし、[外周]の場合は、あくまでも外周です。[内部]の場合は、左のイラストでいう猫の足の部分にまで文字を回り込ますことができますが、[外周]の場合はできません。

Word_[内部]を使った文字列の折り返し完了図文字列の折り返しを[内部]に設定し、折り返し点を編集した場合の完成図がこちら。

文章が読みやすいとは言えませんが(苦笑)、これをうまく使えば、シンプルな書類にもよい味付けができそうです。