【Windows】たたいたキーとは違う、数字が入力されてしまう or キーボード側面の数字が入力されてしまう
一番相談の多い事例を報告し忘れていました。
『文字を入力したいのに、たたいたキーとは違う数字が入力されてしまう』、『キーボード側面の数字が入力されてしまう』という問題ですが、相談される方々の表現方法は人それぞれ。
- (ローマ字入力で)『い』と打ったのに『5』と出てくるんです!
- (かな入力で)『ま』と打ったのに『1』となってしまうの!
- キーボードがおかしくなって、打ってもないのに数字が出る!
全部同じ解決方法です。
Windowsのノートパソコンを使っている方に発生しやすい問題です。
ノートパソコンには、デスクトップパソコンに付属しているキーボードの右側にある『テンキー』(電卓のような数字キーの部分)がありません。そのため、数字だけを扱う処理のときに不便です。
それを解決してくれるのが[NumLock]キー。[NumLock]をオンにすると、キーボードの側面(違う色で表面に書かれている機種もあります)に表示されている文字を入力するためのキーに早変わりするのです。
デスクトップパソコンの場合も、[NumLock]キーを押せば解除され、テンキーの部分がテンキーとしては動作しなくなります。
[NumLock]キーは押すたびにオン/オフを切り替えますので、操作は簡単です。
しかし、お電話でご案内するのは少々難しいものです。
それは、メーカーや機種ごとにその方法が異なるためです。最初の頃はお電話での説明がとても難しかった! 最近ではだいぶ慣れ、以下のように案内しています。
- キーボード右上のあたりにある、[NumLock]や[NumLk]等と書かれているキーを探してください。
- その文字は何色で書かれていますか?
⇒黒や白(他と同じ色)なら、そのままそのキーを押せばOK
⇒他の色ならその色と同じ色で書かれている文字のキー(たいていは[Fn]キー)を押しながら、[NumLock]キーを押せばOK
“色の違い”に気付き、最初に確認するようになってから、ご案内がスムーズになりました。