MTMS in 大阪 ~応募からライブ当日まで~
前回の日記は『2回目のMTMSで見えたもの』、前々回の日記は『音楽セミナーに参加してきました』で、すべて音楽セミナー(MTMS)ネタです。
今回で3回目。どれだけ本業のネタは書いてないのだとびっくりしました(汗)。
でも書きます。書きたいから。
今回は思い入れが強すぎて、内容も盛りだくさんで、1回では書ききれないので分割します。
ウィンターセミナー参加時に予定として聞いていた大阪セミナー。今回はMTMSスプリングセミナー&ライブ in OSAKAとなり、大阪・肥後橋にあるライブハウス『VOXX』を会場に行われました。
大阪は遠い……と思っていたのですが、セミナー終了後には豪華メンバーでのライブが待っており、しかもセミナー参加者はリハーサルも見学できると聞きすぐに申込んでいました。
参加受付のメールとともに届いたのは、実演希望者へのご案内。
事前オーディションに通過すれば、増田バンド&受講生セッションでセッションする機会をいただけるというものです。
これはまた、いつものセミナーの実演とはまた違う魅力! でもでも、私の音楽活動を知っている人はほとんどご存知かと思いますが(笑)ライブが苦手です。緊張しすぎてしまうし、パフォーマンスもできないし、凹みます。
それ以上に魅力的で、メールを見たときには応募すると決めていました。
2008年の後悔があったからでしょう。
B’z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-は、会場でカラオケ-GYMと称した予選が開催されていました。通過すれば、本番でB’zが立つステージでB’zの曲を歌えるという企画。出たい!という気持ちはあったのですが勇気が出ず、「私は一人でグッズ並んでるから行っておいでよ」と言ってくれた相棒の気持ちに応えることもなく、諦めてしまったのです。
ステージに上がる人々を見て後悔していました。ダメ元で受けてみればよかった。こんなチャンス、二度とないのに……と。
この経験がなかったら、今回も応募していなかったかもしれません。
絶対にできるわけじゃないんだもの、チャレンジしなかったらまた同じ後悔をする。
失敗したっていい、どうせ後悔するならやって後悔しよう。
そう思いました。
送った音源はただのアカペラです。課題曲の中から1曲選び、オリジナルの歌詞をつけて歌いました。原曲のタイトルと曲調に違和感があったので、自分なりの表現をしてみたかったのです。
結果は3月中に出る予定でしたが、最終日になっても連絡はなし。こりゃだめだったかなぁと思っていたところ、その日の夜に決定の通知が届きました。ものすごい興奮したことを覚えています。
それから打ち合わせ等があり、自分の実演曲が決まったのは二週間前ぐらいでしょうか。
何を思ったか、オーディションに送った曲ではなく、いままで一度も歌ったことがない(どちらかというと避けていた)、多くの人が知るロックの女性ヴォーカルが歌う名曲を選んだのです。1曲は演奏しないと聞いていたので、難しい後半のシャウトやほぼ語りの部分は避けて練習していたところ、5日ほど前に増田さんから「まんべんなく練習するように」の通達(笑)。これで悪あがきの日々が始まりました。
そして、増田さんからの直前アドバイスが届いたのが前日。MTMSの大切な教えが書かれていたのですが、そこには一緒に受講生数(つまり実演時のオーディエンス数)が書かれており、一気に緊張が高まりました。いままでのセミナーは10人以下の少人数だったのが、いきなり5~10倍の人数なんですもん!
興奮からか、緊張からか、寝心地の悪さからか、深夜の高速バスではほとんど眠れず、当日の朝を迎えました。
実演者は1時間前にリハーサルのため会場入り。そこはもう完全なるライブハウスで、見たことがあるようなアーティストさんがすでにいらっしゃり、興奮が高まります。