【EC知識】何%引きかを簡単に計算する
ネットショップを運営していると、キャンペーンを行う機会があります。
お客さまの目にとまりやすくする方法として、キャッチコピーは大切です。
『半額』はとってもわかりやすいキーワードですよね。
『50%引き』、『50%OFF』も同様です。
これは、提示するお店側としてもわかりやすくて便利です。
でも、半額での販売は、お店側にとってはかなりの勇気。
半額までは安くできないけれど、少しならなんとか……。
原価を割らない程度に……。
最低限の利益がでるように……。
と、お店も精一杯努力して値引きを検討するわけですが、この場合魅力的な『半額』のキーワードは使えません。
細かく計算して販売価格を決めた場合、たいていはスッキリ『何%引き』と表示できないことが多いんですよね。(経験談)
1,000円の10%引きは900円
1,000円の20%引きは800円
1,000円の30%引きは700円
1,000円の40%引きは600円
こういうスッキリした割引だったらラクです。
しかし、値引き後の販売価格が660円だったら?
何%引きかの計算がとたんに面倒な感じがしちゃいます。
( 定価 - 販売価格 ) ÷ 定価 × 100
※定価(元値、通常の販売価格、値引き前の価格) ※販売価格(キャンペーン価格、割引価格)
上記例を計算すると……
( 1000円 - 660円 ) ÷ 1000円 × 100
= 34%
頭ではわかっているのですが、電卓で計算しようとすると戸惑ってしまうのは私だけでしょうか?
1 - ( 販売価格 ÷ 定価 ) × 100
これでも、結果は同じなんですよね。
電卓でやるには
( 販売価格 ÷ 定価 ) - 1 × 100
とするとラクかな。
答えはマイナスになってしまいますが、マイナスを無視すればよいわけだから。
例題 : 定価 4,780円 → 3,990円
Type1
(4780-3990)÷4780×100
=16.5%
Type2
(3990÷4780)-1×100
=16.5%
ふむ。
やっぱり、Type2の方が、計算機で考えるとラクですね。
でも、頭としては、Type1の方が理解しやすいです。
あなたはどっちですか?
これは自分のためにメモしておこう!というレベルの記事です(笑)。