【Word】画像の周りに文字を配置したい

8月 20, 2009 in Blog, PC-help

Word_文字の回り込みWordでは、簡単に画像を挿入することができます。[メニュー]/[挿入]で、クリップアートや画像ファイルを挿入するのみです。

しかし、普通に挿入すると、このように、文章が途切れてしまいます。
この配置を改善する機能が『文字列の折り返し』です。

Word_文字の折り返し挿入した画像をクリックした状態で、[図ツール]/[書式]/[文字列の折り返し](Word2007の場合)をクリックします。
すると、行内・四角・外周・背面・前面・上下・内部というリストが表示されます。
上記のように、挿入した場合の初期値は[行内]です。
リストにはサンプルのような小さなイラストが表示されていますので、参考にして選択しましょう。

Word_文字列の折り返し_四角一般的に良く使われるのは[四角]です。取り込んだ画像の周りを、文字が回り込みます。
この場合、描かれているイラストが丸くても、画像ファイルの形である四角に沿って配置されます。
写真を挿入する場合は、もともと四角い画像ですので、四角を選択すればOKです。
ただ、丸いイラストが描かれている場合は、部分的に余白が多くなってしまい、違和感を感じるかもしれません。
この時に利用するのが[外周]です。

リストの項目ごとの特徴は、以下の通りです。

  • 行内:初期値。行の一部として、画像を配置する。
  • 四角:画像ファイルの四角に沿って文字を折り返す。
  • 外周:イラストの余白部分に沿って文字を折り返す。
  • 背面:バックグラウンドイメージとして、文字をイラストの上に配置する。
  • 前面:文字の上にイラストを配置する。重なる部分の文字は読むことができない。
  • 上下:文字を画像ファイルの上下に配置する。
  • 内部:イラストの余白部分に沿って文字を折り返す。

使い分けが難しいのは[外周]と[内部]です。次回はこの違いについてご説明します。